涙ヶ磯

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世阿弥の謡曲「丹後物狂」に登場するスポット

涙ヶ磯は世阿弥の謡曲「丹後物狂」に登場するスポットで、正面の牛の背のような石を身投石と呼びます。

謡曲「丹後物狂」
 天橋立の近くに住む岩井左衛門は子宝に恵まれず、智恩寺・文殊堂で願掛けをしました。
ある夜、文殊菩薩に花を添えた松の枝を頂く霊夢を見るとほどなくして授かった男子を夢にちなんで花松と命名。
成長し、学問修行の為、成相寺に上がらせていたが、学問の具合が気になり、ある日家に呼び戻し尋ねた。
岩井はその優秀さに驚き喜ぶが、家来から宴会芸である「ささらやつばち」が得意と聞かされると我を忘れ、怒りにまかせて勘当しました。
勘当された花松は悲観して天橋立・涙ケ磯から身を投げましたが、運良く筑紫の船に助けられ九州・彦山で修行、立派な僧侶になり、故郷に帰ってきました。
一方、子を失った父は狂乱し全国をさすらう物狂となりました。
花松は故郷に帰ってきたが家は荒廃し、父は行方知れず、悲しみにくれながら文殊堂で説法をしていると、そこに「ささらやつばち」を首から下げた物狂がやってきました。
互いの身の上を語る中、父子とわかった二人は抱き合い泣き崩れるというお話です。
この能は残念ながら長い間廃曲となっておりましたが、2009年10月24日に天橋立の智恩寺に特設舞台を作り、観世宗家により復活上演されました。

TEL

0772-22-8030

住所

京都府宮津市文珠

営業時間

自由見学

アクセス

京都丹後鉄道天橋立駅から徒歩約10分
宮津天橋立ICから車で約10分(智恩寺近辺の駐車場利用)

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#宮津市

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