丹後の町を表現したテキスタイル作品を展示~『Kaico(カイコ)』住民参加型アートプロジェクト~

京都:Re-Search実行委員会(事務局:京都府)は、織物の産地である丹後地域の特性を生かした住民参加型アートプロジェクト「Kaico(カイコ)」を、8月18日より展開しています。
10月21日(土)からは、宮津市の「ふるさとミュージアム丹後」の屋外にて、アートプロジェクト参加者たちがともに作り上げた、巨大なテキスタイル作品を展示します。地域の人と人の繋がりから生まれた作品を、どうぞご高覧ください。

「Kaico(カイコ)」とは?
丹後地域において、蚕から生成される資源を大切にしてきたことを、なつかしく思い(懐古)、振り返り見る(回顧)ことで、思いがけない出会い(邂逅)を創造する文化活動のこと。

【これまでの取組】
①プログラム1:学ぶ編「アートプロジェクトって何だろう?」にて、アートプロジェクトとはどんな活動なのか、事例を通じて学び、丹後地域ではどんな活動ができるか、その可能性について探求しました。

②8月~9月には、プログラム2:実践編「町を縫う」を開催。
 日本遺産「ちりめん回廊」を散策しながら写真を撮影し、写真から抜き出した町の形を地域に眠っている布と糸を使用して縫いつけ、「町」を表現した作品を作るワークショップを丹後地域3カ所で行いました。

③9月~10月には、丹後地域の各種イベントに出張ワークショップを展開し、更に多くの住民の皆さんの手で、町の形を縫い付け、作品を制作しています。

プログラム3:共有編(展示)「町を縫う」
<展示>
(1)会  期:令和5年10月21日(土)~ 11月4日(土)
        ※10月23日(月)、10月30日(月)は休館
(2)時  間:9:00 ~16:30
(3)会  場:ふるさとミュージアム丹後
        (京都府立丹後郷土資料館)屋外(宮津市字国分小字天王山611-1)
(4)参加方法:申込不要、観覧無料

プロジェクト参加者により制作されたテキスタイル作品を、一つの大きな作品として、ふるさとミュージアム丹後の屋外に展示します。(写真:ふるさとミュージアム丹後)

<鑑賞ツアー>
 アートプロジェクトを振り返り、追体験しながら、「町の形」を発見し、作品を鑑賞します。
 (1)日  時:10月21日(土) 10:00~/13:00~/15:00~
         11月3日(金・祝) 10:00~/13:00~/15:00~
         11月4日(土) 10:00~
         ※各回15分程度
 (2)集合場所:ふるさとミュージアム丹後 正面玄関
 (3)ガ イ ド :甲斐 少夜子(京都府地域アートマネージャー丹後地域担当)
 (4)参加方法:申込不要、参加無料

クロージングイベント

<①ワークショップ「町を縫うmix」>
 展示作品の中から「町の形」を選び、丹後ちりめんの風呂敷に縫い付け、お持ち帰りいただけます。
 (1)日  時:令和5年11月4日(土)14:00~15:00
 (2)場  所:ふるさとミュージアム丹後
 (3)定  員:20名程度
 (4)対  象:小学生以上
 (5)参加方法:要事前申込、参加無料
 (6)申込期限:令和5年11月2日(木)正午
 (7)申込方法:”詳細はこちら”より専用申込フォーム又は電話にて受付
    電話0772-62-4300(京都府丹後広域振興局企画・連携推進課(担当:甲斐(かい)))

<②ラウンドトーク「“アートプロジェクトって何だろう?”はどうだった?」>
 (1)日  時:令和5年11月4日(土)15:00~16:00
 (2)場  所:ふるさとミュージアム丹後
 (3)登 壇 者 :西尾 美也|美術家
         臼井 勇人|臼井織物株式会社
         谷口 実里|アーティスト
         新井 勝子|絵描き
         武田 美貴|デザイナー
         甲斐 少夜子|京都府地域アートマネージャー
         筒井 章太|株式会社FoundingBase ※ラウンドトークファシリテーター
 (4)定  員:40名程度
 (5)参加方法:事前申込不要、参加無料

お問合せ先

問合せ先|京都:Re-Search実行委員会事務局
担当|京都府地域アートマネージャー・丹後地域担当(甲斐 少夜子)
TEL|0772-62-4300
  (京都府丹後広域振興局 企画・連携推進課内|月曜〜木曜 9:00-12:00、13:00-17:00)
Email|a-08314@pref.kyoto.lg.jp

チラシ(表)

チラシ(裏)