京都府の沖合い、水深250m〜400mの海底に、畑に似た軽泥の土壌がある…。
この土壌には、プランクトンや魚・貝など、カニの餌となる生物が豊富で、松葉ガニにとって絶好の生息地。「奇跡の漁場」と呼ばれる天然の環境によって、海の京都エリアの松葉ガニは高い品質を誇っています。
11月初旬のカニ漁解禁日のあと、海の京都にはカニ料理を目的に多くの観光の方が訪れます。カニ刺し、焼きガニ、カニしゃぶ、ボイルがに、カニ味噌、甲羅酒など…様々な食べ方も考案され、楽しみ方の幅も格段に広がっています。また、昔は難しかった生きたままのカニを提供する「活ガニ料理」も、漁の方法や流通の体制によって多く提供されるようになってきました。