ARIAオーナー
有吉寿和

良いものを長く使う、をコンセプトに

JR福知山駅から、北側に入った昭和通り。

昔はこの辺りは、大手企業の支社が連なるビジネスの中心地だったという。

車を走らせていると、ひときわ目立つスタイリッシュな店構え。

知る人ぞ知る、マニア垂涎の家具を集めたセレクトショップ「ARIA」だ。

もともと大手企業の支社だったビルを、1棟リノベーション。

3階建ての雰囲気のいい空間は、家具を実際に試せるショールームでもある。

オーナーの有吉寿和さんは、京都府の与謝野町出身。「祖父が与謝野町で、家具工房を営んでいました。私は3代目、父の代になって家具作りは止めていたのですが、3年前に工房を復活させました」。与謝野町で家具を作り、福知山で提案。両地域を、日々忙しく行ったり来たりしている。豊かな自然に恵まれた京丹後地域の暮らしを、もっとスタイリッシュに楽しくしつらえたい。そんな思いがあり、ライフスタイルから提案を行う「ARIA」をオープンした。

「良いものを、長く使う」をコンセプトに、家具を国内外からセレクト。特に北欧ブランドの品揃えは、フリッツ・ハンセン、ハンス・J・ウエグナーなど、北近畿の中でも秀逸だ。「本物に触れ、見る目を養ってほしい」。有吉さんの独自の選択眼に貫かれた品揃えのファンは多く、近畿はもちろん、北陸、東海までに及び、口コミで広がり訪ねてくる人も。家具類は使うシーンによって、素敵にディスプレイされているので、購入せずとも、見るだけで楽しく夢が広がる。

与謝野町では木工家具を手がけている。セレクトも良質な木工家具を中心に、子供が安心して遊べるようなおもちゃも充実。与謝野町では子供たちに向けたワークショップなども手がけていて、「木の暖かさ、作る楽しさを感じてもらえれば良いと始めました」。福知山と与謝野をつなぎ、地域に根ざした様々な発信を行う。

生活に彩りを加える日用品などのセレクトも。「飯尾醸造」をはじめとした、地元の良質な産品も扱っている。これから徐々に増やして行きたいという。また、スイスのモジュラー家具USMの品揃えもピカ一。今後はオリジナルブランドや家具の発信も行っていく予定というから、楽しみにしたい。