京都北部で海のチーズ「岩がき」、海のミルク「真牡蠣」をランチで食す
京都府北部「海の京都」は育成の牡蠣で有名な地域です。
5月~8月は生食で美味な大型の岩がき、冬期は炭火焼、蒸し焼き等で美味な真牡蠣(マガキ)を召し上がることができます。
牡蠣は、舞鶴市(舞鶴湾)、京丹後市(久美浜湾)、宮津市(宮津湾・栗田湾)、伊根町(伊根湾)で育成養殖が盛んで、年月をかけて育てられ牡蠣の品質は非常に高く全国へ出荷されたり、地元の飲食店舗や宿泊施設で提供されています。
【ご注意下さい】コロナ禍により時短営業や休業されている店舗もありますので、ご来店の際はオフィシャルサイト及びお電話にてご確認下さいませ。
5月~8月が旬!育成「岩がき」を食す
岩がきは餌となる植物プランクトンが豊富な内湾で養殖すると、約3年間で商品サイズ(全重量300g以上)に成長し、さらに、天然の貝よりも可食部が大きくなるとされています。
「海のミルク」と称されるようにクリーミーで濃厚な味わい、また栄養たっぷりの牡蠣を食べに是非とも当地へご来訪下さいませ。
一般に「カキ」として流通しているのは、冬場に鍋やフライとして食べているマガキです。一方、岩がきは夏場が旬の大型のカキで、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。当地ではお店にもよりますが、生食で提供されることが多いです。
冬期が旬!舞鶴湾・久美浜湾の真牡蠣(マガキ)を食す
真牡蠣(マガキ)養殖の盛んな舞鶴湾、久美浜湾は日本海に面し、年間を通じて比較的波が穏やかな湾となっています。海の京都エリアの自然豊かな山々や優良農地などから豊富な栄養分を含んだ水が日本海に流れ込むため、プランクトンが多く、大きく成長します。このことから、真牡蠣(まがき)の養殖が各所で行われ、安定的な供給が行われています。
地元の食卓では、獲れたての新鮮な真牡蠣を炭火焼やカキフライ、蒸し焼き、丼ぶりにして食べられています。
冬期になると、ミネラル分を豊富に含んだ雪解け水が日本海に流れ、栄養を蓄えた味の濃く大きな牡蠣が採れるようになります。12月頃から真牡蠣の提供が始まりますが、2月~3月になるにつれて身はどんどん大きくなります。毎年、舞鶴や久美浜の真牡蠣を求めて、特に近畿圏から大勢のお客様が来訪されます。
地元産の真牡蠣を提供している飲食店舗(牡蠣小屋、定食店、旅館、ホテル)も多く、各お店ごとに特色のある真牡蠣メニューがいただけます。
海の京都エリアで牡蠣を食べるなら「カキ小屋」!!
舞鶴湾かき小屋・美味星(おいすたぁ)
舞鶴市の西舞鶴港近くにあるかき小屋「美味星(おいすたぁ)」の特徴はなんと言っても、地元の素潜り漁師が採る天然マガキの蒸し牡蠣が提供されること!日本中で天然のマガキをカキ小屋で食べられるのはここだけです。
冬は全国でも珍しい天然マガキのかき小屋として営業し、近畿園や中国地方からも客が訪れる評判の店です。夏はブランド水産物の「丹後の海 育成岩がき」や「丹後とり貝」などのバーベキュー料理がいただけます。
スタッフは若手の漁師が中心。蒸し上がったカキは来店客の目の前でスタッフが食べやすいように〝殻むき〟をしてくれる。「おもてなし」も充実しています。ここではカキに胡椒を振りかけて食べるのがオススメだそうです!
予約・問い合わせは080-6166-1158まで
詳しくは、ウェブサイトでご確認ください。→舞鶴湾かき小屋・美味星(おいすたぁ)
海の京都Times「舞鶴かき小屋の物語」
舞鶴のカキの魅力や美味星の店舗について詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。
風蘭の館
京丹後市の久美浜湾から近く、海水浴や釣り、山陰海岸ジオパークを楽しむシーカヤックツアーなど、自然を満喫できる蒲井海岸。毎年11月からはかき小屋「風蘭の館」が営業されます。手頃な価格と絶対の鮮度は生産者直営ならでは。朝に揚げた殻付きの“マガキ”15個ほどを陶板に並べ、蓋をして待つこと8分。プリプリに蒸し上げられた牡蠣はそのままでも天然の塩が効いて美味だが、お好みでポン酢をかけて。調味料の持ち込みもOKで、牡蠣好きに嬉しい。牡蠣の産卵は7月頃、その前にプランクトンをたくさん食べて身が大きくなる3月〜5月は加熱しても身が縮みにくく、味が濃厚になるのでおすすめです。
風蘭の館の特徴は、カキ養殖漁師直営のかき小屋で1時間食べ放題が2,500円(税抜き)で提供されています。1時間以内はおかわりし放題。子ども料金は1,500円です。
また、風蘭の館では、久美浜湾で採れたカキの持ち帰り用の販売と全国へのカキ宅配も行っています!※事前予約必要、送料別
・一斗缶(約100個程度) 7,000円
・半斗缶(約50個程度) 4,000円
・かんかん焼ナイフ付き) 2,800円
予約・問い合わせは0772-83-1033まで
詳しくは、ウェブサイトでご確認ください。→風蘭の館
かき小屋 鶴昇丸(かくしょうまる)
舞鶴市の佐波賀エリアで営業されているかき小屋「鶴昇丸(かくしょうまる)」。カキの養殖を営む鶴昇丸だからこそ提供できる、新鮮で採れたてのカキです。海沿いのかき小屋からは舞鶴湾の景色が眺められ、広々とした店内なのでゆったり座れます。家族連れでお子様やご高齢のお客様も安心して来店できます。目の前で蒸しあがりまでを楽しむスタイルで、エビやアワビなども一緒に楽しめます。
夏は舞鶴特産でもある岩がき、冬はマガキで提供。蒸しがきスタイルでお腹いっぱいご堪能ください。
予約・問い合わせは0773-68-2303まで
詳しくは、ウェブサイトでご確認ください。→かき小屋 鶴昇丸
おすすめの特集
-
- <電車アクセス>京都駅⇔天橋立駅/大阪駅⇔天橋立駅
- 電車(JR・丹後鉄道)で「JR京都駅」と「JR大阪駅」から京都北部の「海の京都エリア」にアクセスする方法をご紹介します。シャガ・ミツマタの群生地で知られる綾部、明智光秀が築いた城下町の福知山、日本三景の天橋立(路線バスで舟屋群のある伊根町へ)、丹後ちりめんの与謝野、美しすぎる海の絶景に出会える夕日ヶ浦、久美浜にアクセスします。また、下車後の2次交通手段もご紹介します。高速バス(京都・大阪⇔天橋立)をご利用のお客様はこちら
-
- ふるさと納税共通返礼品 「【日本酒のソムリエが丹後天酒を厳選!】毎日の晩酌が楽しくなる8本セット」が受付開始!
- 一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)では、海の京都エリアの「食」のブランド力及び魅力の向上を目的に、株式会社ホリグチ(舞鶴市)及び丹後酒蔵ツーリズム運営委員会と共同して、海の京都らしい特産品として「【日本酒のソムリエが丹後天酒を厳選!】 毎日の晩酌が楽しくなる8本セット」を開発しました。 海の京都エリアの7市町にはそれぞれに酒蔵があり、南北70㎞以上ある広大なエリアに12の蔵元が点在しており、各蔵元では、水量が豊富で口当たりの柔らかい水と自然豊かな風土で栽培された良質な米を生かし、地域に根差した個性豊かな日本酒を生み出しています。(海の京都エリア全蔵元の情報はこちらから) このセットは、丹後酒蔵ツーリズム運営委員会の委員長であり、海の京都エリアの地酒と食の魅力を知り尽くした日本酒ソムリエ古田豊弘氏が厳選したものです。ぜひ味わいの違いをお楽しみください。 セットに含まれる蔵元が所在する市町のふるさと納税サイト(下記)での受付のほか、ECサイト「海の京都市場」でも販売いたしますので、ぜひお求めください。
-
- 「食育」エンターテイメント
- 良質な食品を提供されている生産者の思いやお仕事の現場をみて・きいて・ふれて・あじわう!着地型食育プログラム「食育エンターテイメント ~F.E.E~」。F.E.E.とは「Food Educational Excursion」の頭文字を取った略称で、海の京都エリア(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)内の生産者の皆様にスポットを当てた食と教育とを融合させた取り組みです。